この値から、水の温度:10℃、気温:25℃、容器から外気への熱伝達率:7W/m2K として受熱量を計算すると、ペットボトル:103.97W/m2、アルミボトル:105.00W/m2 で、ほとんど違いがありません。 放射熱の影響 約25℃の室内で放射される赤外線としても、冷たいボトルは熱を受けます。アルミボトルの表面は、金属そのものではありませんが、ペットボトルよりは放射率が低く、受ける熱量は小さいと思われます。 容器の形状 単純な円形断面のアルミボトルと比べ、角張っていて、補強の凹みがたくさんあるペットボトルは、体積あたりの表面積が大きくなっています。現品から簡単に測定すると、8%ほど大きいようです。 ボトルの材質と厚さからは、アルミボトルが約1%温まりやすいことになりますが、容器の形状からは、約8%温まりにくいことになります。放射熱の影響は除いたトータルで、7%温まりにくいことになり、こ