HTTP はもともとステートレスな(状態を持たない)プロトコルです。 なので、例えば今どんなユーザでログインしているかという情報を保持するには、一連のセッションを識別して管理する仕組みが必要になります。 セッション管理の方法はいろいろありますが、Rails は Cookie をベースにしたセッション管理機構を標準で装備しています。 実際に Rails でセッションの機構を使う場合は、Cookie を意識する必要は全くありません。 コントローラから参照できる session というハッシュのような属性があり、任意のキーで任意のオブジェクト(一部制限あり)を session に格納しておくことができます。 そしてsessionの内容は複数のアクションにまたがって参照することができます。 既に、似たようなものとして flash について説明していますが、flash の内容は次のアクションに限って