米Microsoftのビル・ゲイツ会長は5月7日、都内で記者会見を開き、Microsoftの今後の戦略や米Yahoo!の買収提案などについて言及しています。ゲイツ氏は、日本市場に対して「日本市場は独特、SaaSのような賭けも必要」と述べています(関連記事)。 Yahoo!の買収断念や「SaaS」というコメントを出すなど、マイクロソフトのインターネット事業戦略の見直しの苦悩と危機感が見え隠れしています。また、来月新しい検索プロダクトプロダクトのバージョンを披露する予定で広告主の選択肢を増やしていくとコメントし、検索市場で先行するグーグルに対してライバル意識も見せています(関連記事)。 「グーグルが日本を破壊する」の本には、後半に「マイクロソフトはグーグルに追いつくか」という内容が書かれています。グーグルとマイクロソフトの比較を少し整理すると、 広告売上高は、 グーグル(Google)