NTTドコモは2013年3月27日、無線LAN専用タブレット「dtab」の発売を開始した。同社が「dマーケット」で展開する各種コンテンツ/サービスの入口の役割を担う製品だ。価格もインパクトがある。定額制動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」(以下dビデオ、関連記事:ドコモの「dビデオ」会員数が400万突破、提供開始から1年4カ月 )を6カ月間契約することを条件に1万円を切る9975円で販売する。 現状dtabの利用には、spモード契約と「docomo ID」が必須だが、将来的には回線契約なしでもdocomo IDを使って同社の各種サービスを受けられるようにするという。まさにdtabは将来の同社のOTT(オーバー・ザ・トップ)化に向けた取り組みの一環にある戦略製品と言える。同社スマートコミュニケーションサービス部ネットサービス企画担当課長の那須寛氏とマーケティング部プ