東京・港区の地下鉄の駅で知り合いの男性に硫酸をかけて大けがをさせたとして逮捕された容疑者が、事件の前、被害者の部屋に泊まろうとして断られ脅迫するような手紙を送っていた疑いがあることが分かりました。刑事責任能力を調べるため今後、専門家による精神鑑定が行われる見通しです。 静岡市葵区の大学生花森弘卓容疑者(25)は、先月24日、東京・港区の地下鉄・白金高輪駅で知人の22歳の男性会社員の顔に硫酸をかけて大けがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。 2人は以前、沖縄県内の大学で同じサークルに所属していましたが、去年9月、別の大学に編入していた容疑者が被害者の男性に「家に泊まらせてほしい」と連絡していたことが捜査関係者への取材で分かりました。 男性が忙しいとして断ると、数日後、容疑者が書いたとみられる脅迫するような内容の手紙が届いたということです。 これまでの調べに対し、容疑者は被害者の男性の