『プロセス指向心理学入門』藤見幸雄・諸富祥彦編著/春秋社刊 「プロセス指向心理学概論」藤見幸雄 発 集団に現象するドリームボディは家庭にも企業体にもあると思う 「ドリームボディとは夢=身体を意味する(ミンデルはC・A・マイヤーが夢と身体の共時性について述べて以来、ユング派として初めて、その考えをイメージやメタファーとして捉えるだけでなく、ボディーワークに応用したのだ)。 それは、いわゆる『この現実(現象学的に言うと、合意された現実)』より深みにあり、夢にも身体症状にも分(節)化されておらず、そしてその両者として表現されうる独自の現実性と自律性をもった存在、というとイメージしやすいかもしれない。(中略) またそれは、『この現実』からすると、夢でも身体でもありながら、夢だけにも身体だけにも還元できない『中間者』『両義的存在』あるいは『X』とでもしか言いようのないものである。あるいは心(夢)と身
【組織開発ファシリテーターの手記】 職業ファシリテーターの田村洋一が雑感やノウハウなどを書き留めます。 ワールドワークのファシリテーションをしていたときのこと。終わってから参加者の一人が言う。 「いろんな役を設定して発言することで、発言がしやすかった。自分の意見を言えと言われたら、いろんなことを同時に思ってしまって、なかなか言葉にならない。役を設定するっていうのは考えを表明する視点を選ぶことなんだね。」 ワールドワークでは、参加者各自が自分の意見表明をするよりも、様々な思いや考えをその場で共有していくために、一種のロールプレイをする。いわば演劇的手法の一つの応用である。たとえば企業組織であれば、株主の立場、従業員の立場、経営者の立場、組合の立場という組織内部者の役(ロール)もあれば、取引先、顧客、競合他社、コミュニティ、関係当局など組織外部のロールもある。 ワールドワークの考え方は Dee
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