[ベルリン 7日 ロイター] 女性として生まれながら誤って男性として育てられたドイツ人女性(48)が7日、10代の時に不適当な性転換手術を行ったと外科医を訴えていた裁判で勝訴した。 被告の外科医は1976年、先天性副腎皮質過形成と呼ばれる病気を患っていた原告の子宮と卵巣を手術で切除した。ドイツ西部ケルンの裁判所が下した判決では、被告は原告の肥大した女性器を男性器と見誤ったとしている。原告の女性は、その手術の後に「60%は女性」などと言われ、自暴自棄になったという。 しかし、実際に医師団は原告の体内から男性器を見つけることはなく、原告の染色体は女性であることを示していた。 原告にはこのことは知らされていなかったが、女性はその後に看護師となり、事実を知ったという。
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