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Chinaと格差社会に関するryozo18のブックマーク (2)

  • 所得格差拡大の原因となる歪められた市場化 - 中国社会科学院経済研究所 劉小玄

    最近、所得格差に関する議論が沸き起こっている。市場化の進展が所得格差を拡大させたと指摘する人は少なくない。格差問題の解決を政府に求める声も絶えない。いっそ所得分配が政府によって行われていた計画経済の時代に逆戻りしたほうが良いではないかというような雰囲気さえ感じられる。市場化改革にはいったいどのような問題が生じたのだろうか。 経済の市場化は中国にどのような影響を与えたのか。総合的にみて、市場化改革は国民の生活水準を高めた一方で、かつてないほどの所得格差をももたらした。 市場化が人々の生活を質と量とともに向上させ、物質的に大変豊かな生活を実現させたことは、誰の目にも明らかである。消費水準の急速な上昇によって、かつての自転車・腕時計・ラジカセという「三種の神器」は、カラーテレビ・冷蔵庫・洗濯機へと変わった。さらに、現在では携帯電話・自家用車・マイホームの普及率も大幅に上昇している。かつては糧、

  • RIETI - 「新自由主義者」Vs.「新左派」の経済論争

    中国では、「社会主義」の看板とは裏腹に、小さな政府と市場経済を標榜する新自由主義者の方が政策への影響力が強く、学界でも主流派として君臨している。しかし、貧富の格差が拡大している中で、公平性を重視するという旗を掲げる新左派が、学界では非主流派の地位に甘んじながらも、庶民の間では人気を集めている。新自由主義者は、公平性より効率性を重視する傾向が強いが、完全に公平性を無視するわけではない。公平性の基準として、新左派は「結果の平等」を重んじるのに対して、新自由主義者は「機会の平等」を強調する。効率と公平を軸に、中国で活躍している経済学者たちを分類すると図のように位置づけることができる。「新自由主義」と「新左派」の両陣営に属している彼らの間では多くの論争が展開されている。 まず、中国において不公平が生じた原因とそれを是正するために採るべき処方箋を巡って、市場経済化自体を問題視する「新左派」と市場経済

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