毎年春と秋に、沖縄県恩納村でキャンプを行っている韓国のプロ野球チーム「サムスン」が、ことし秋のキャンプは日韓関係悪化の影響で「行けなくなった」と村に伝えていたことが分かりました。沖縄を訪れる韓国人観光客も減少していて、さらなる影響の拡大が懸念されます。 韓国のプロ野球チーム「サムスン」は毎年、春と秋に1か月程度、恩納村でキャンプを行っています。 ところが今月20日、球団側から村の担当者に対し、ことし秋のキャンプについて「日本に対する韓国国内の雰囲気がひどく、行けなくなった」という連絡が入ったということです。 例年、キャンプの期間中は選手やスタッフが村内のホテルに宿泊し、韓国からもファンが訪れるなど経済効果が期待されていて、村の担当者は「今回の連絡が球団の最終的な決定になるかは分からないが、望みを持ちつつ状況を注視したい」と話しています。 日韓関係の悪化を受けて沖縄県では韓国からの訪問者数が