公共データを単一サイトで公開 米data.govに各国が追随散在しがちな公共データを集約し、単一の手法で検索/取得できるようにするデータポータルサイト。米国を筆頭に各国がデータを公開し始めた。そこにはどんなデータがあるのか、本当に有用なのか。米国の「data.gov」を中心に特徴を紹介する。 折川 忠弘(編集部) 活用したいデータの所在が分からない、そもそも存在するのかどうかも分からない。公共データは、所管する各府省や政府機関ごとに散在しがちで見つけにくい。こうした課題を解決するため、組織の垣根を越えて一元的にデータを検索/取得できるポータルサイトを構築する動きが相次いでいる。米国と英国が先行し、それに欧州やアジア各国が続く。いずれも単一のサイト上にデータをリスト化し、形式の標準化、検索/取得方法の統一化を図っている。 カテゴリ別にデータを整理 サイト上で加工も可能 米国政府は200