何かをすることに惹かれるけれども、なぜかははっきりとわからない。実際に自分の手足を動かし、心で感じ取りながら形を見出していくことで、やっと頭は「なぜ、それが必要だったのか。なぜ、それをすることになったのか」を理解しはじめます。P.4~5 このように説明が続き、具現化のプロセスで引用されているMr.Childrenの桜井さんやスティーブジョブス氏の言葉に触れるだけで、普段から創作活動している人は「ズバっ」とくるかもしれませんし、逆に論理的思考の人は「なんだろう?」と極端に二分されていくように思います。 多分曲が訴えたいこと、それから歌いたいこと、叫びたいことの何かのイメージを持って生まれてくるんだと思うんですよね。で、そのメロディーが頭の中でできて、なんとなくキーを決めて、自分の口でそのメロディーを、「ラララ」であったり、適当な英語で叫んでいる。その口の開き方であったり、声のかすれ方など、こ