美童(みやらび)物語 比嘉 慂 大きく深呼吸した後のような気持ちになる。あるいは、読後、思わず深く息を吸い込んでゆっくりと吐き出してしまう。そんな素晴らしい作品だ。
美童(みやらび)物語 比嘉 慂 大きく深呼吸した後のような気持ちになる。あるいは、読後、思わず深く息を吸い込んでゆっくりと吐き出してしまう。そんな素晴らしい作品だ。
さいごの戦い ナルニア国ものがたり C・S・ルイス(著) 瀬田貞二(訳) ポーリン・ベインズ(絵) レビュー 「ナルニア国ものがたり」は、偉大なアスランというライオンによってナルニア国がつくられ…
電書フリマや電書雑誌を仕掛ける ゲーム作家、立命館大教授・米光一成さん[文]加来由子[掲載]2011年1月16日よねみつ・かずなり 1964年生まれ。ゲーム、携帯コンテンツ、ウェブ記事の制作などで幅広く活躍。『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法』、共著に『ベストセラー本ゲーム化会議』など。著者:米光 一成 出版社:日本経済新聞出版社 価格:¥ 1,575 ■小さなコミュニティーの結節点に 「ぷよぷよ」「バロック」などを手がけたゲーム作家として知られる米光さんは、昨年、電子書籍を売るフリーマーケット「電書フリマ」なるものを開催し、話題を集めた。 電子書籍といえばネットで購入するのが一般的だが、米光さんが選んだのは、自分たちが手作りした電子書籍を対面販売で売るというアナログ的な手法。 「電子書籍というと完成された本のような感じがあるけど、ぼくらが作っているのはだれでも気軽に数ペ
ツイッターの力学に異論続々2010年7月15日 140字のミニブログ「ツイッター」がもてはやされる一方で、批判意見も表に出るようになってきた。「いま沸き上がる『ツイッター亡国論』」(週刊ポスト5月7、14日号)、「ツイッターに疲れた…なう」(SPA! 6月22日号)などと雑誌の特集が続いたほか、疑問を投げかける識者も現れた。 ツイッターは「情報量ゼロ」のコミュニケーションであり、「日本人の未熟化」の表れだと週刊ポストでコメントしたのは、精神科医の斎藤環さん。同じく精神科医の香山リカさんは雑誌「創」7月号の連載コラムで、フォロワー(読者)の数に一喜一憂する世間の風潮が「わからない」と書いた。 ■「閲覧数へのこだわり なぜ?」 斎藤さんと香山さんに話を聞いてみた。二人がそろって首をかしげるのは、ツイッター利用者がフォロワー数にこだわり、それが多いほど価値があるとみなす風潮だった。 「ブログは市
■「欠点」生かす逆転の発想 人見知りは負け組にあらず。 会議の進行役などのファシリテーターを生業とする著者は、自身を「現役の超人見知り」だと認める。仕事を通じ、多様な人間と接した経験を踏まえ、欠点とみなされがちだった人見知りを徹底的に肯定。肩身の狭い思いをしてきた同輩を励まして、「人見知りこそ、対人関係における最強のパーソナリティ。無理をして、自分を変えなくてもいい」と、呼びかける。 いわく、人見知りは人にレッテルを貼(は)らないし人を傷つけない。人望はないが、甘え上手。一対一のコミュニケーションには弱いが、一対不特定多数には強い。好奇心旺盛で、クリエイティブな仕事に向いている、など。対して、勝ち組と思われる「超社交的な人」を、よくしゃべるが会話力は低いとこき下ろす。自分をとり繕っていて、他人への配慮に欠ける、友人は増えるが減るスピードも速いと、言いたい放題なのだ。 この逆転の発想がおもし
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