デジタルガレージ主催の「ニューコンテクスト カンファレンス 2005」が8月30日、都内にて開催された。同社設立10周年を記念したこのイベントは今回が2回目となる。キーノートスピーチを行ったデジタルガレージ共同創業者 顧問の伊藤穣一氏は、この10年を振り返り、インターネットにおいて何が重要なのかを語った。 同氏は、インターネットの本質として一番重要なのは、オープンであることだという。つまり、どこでも接続可能で、さまざまな情報を引き出せるということだ。それが現在、「例えばインスタントメッセンジャー(IM)などは、大企業が顧客を抱え込みたいために各社独自仕様で開発し、つながらなくなっている」と指摘する。ただ、Googleが先週発表したIMの「Google Talk」はオープンソースのJabberベースで開発されており、「再びオープンな技術を採用する動きが見られつつある。こうした動きはこれからも
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