メキシコのトリュフとまで言われている珍味、「ウイトラコーチェ(Cuitlacoche)」の原料は、とうもろこしに発生した黒穂菌(くろぼきん)と呼ばれるカビの一種なんだそうだ。 見た目は真っ黒だしカビなのでちょっとグロテスクなんだけれど、 濃厚な味わいと独特な風味が人気なのだそうで、現地ではペースト状にしたものが缶詰で売られていて、パンに塗ったりクレープに包んだりして食べているのだそうだ。 Would You Like Some Canned Corn Smut? ちなみに「ウイトラコーチェ(Cuitlacoche)」の意味は「とうもろこしのお化け」という意味で、トウモロコシが変形肥大して奇妙な形になり、これが破れると黒色の紛状のものをぶつぶつ吹き出した様が化け物となった人間に例えられ、このような名がついたという。 缶詰の中身 トルティアに包んでみたよ こっちはパイ包み 粒もしっかり入ってる