2016年はスポーツ界で女性の日本代表監督が次々と誕生する節目の年となった。「ガラスの天井」を破り、サッカーや卓球では初の女性指揮官が誕生。一方、柔道のように女性監督への待望論がありながらも先送りとなっている競技もある。柔道の元世界女王で、日本オリンピック委員会(JOC)女性スポーツ専門部会長を務める山口香・筑波大准教授に女性指導者を巡る現状と課題を聞いた。■必要なのは選ぶ決断だけ――サッカー
リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権。 北島康介(日本コカ・コーラ)の長い長い戦いが終わった。 「康ちゃん」との出会い私が康ちゃんと出会ったのは、シドニー五輪の代表合宿でのこと。高校生の元気でやんちゃな男子選手がいるなと思った。ふたつ年下の彼は、チームの中でも弟のような存在だった。 シドニー五輪での結果は、康ちゃんも私も4位。帰国前日、移動バスで偶然隣同士になった。その時、「智子さん、これからどうするの?」と話しかけてきてくれたが「もう辞めるかもしれない。今は何も考えられないよ」と素っ気なく返してしまった。そのあと、彼が言ってのけた言葉が忘れられない。「僕はね、2008年までやるよ」この言葉に鳥肌が立ったのを今でも覚えている。シドニー五輪は2000年に開催された。その4年後は、アテネ五輪だ。彼は、もっと先、8年後を見据えていた。既に世界に目を向けていたのだ。 コンプレックスを宝
競泳男子平泳ぎで五輪2大会連続2冠に輝いた北島康介(33)=日本コカ・コーラ=が8日、現役引退を表明した。
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