インターネットの普及により、一般消費者が製品やテレビ番組などのコンテンツに対する意見や感想を、Twitter、ブログ、ウェブ掲示板などで発信する機会が増えています。こうした新しい動きを捉え、ウェブ上の書き込みをマーケティングに応用する“評判解析技術”への注目が高まっています。 ところが、Twitterなどでユーザーの年齢や性別などを記入するプロフィール欄は、ほとんどが空欄です。そのため、意見や感想を集めることはできても、どのような人たちが肯定的で、否定的なのはどういった人たちなのかといった詳細な分析を行うことはできません。 そこでKDDI研究所では、Twitterなどの書き込みを解析することで、投稿者のプロフィール(年代、性別、職業、居住地、趣味など)を自動推定する技術の研究に着手し、業界に先駆けて開発に成功しました。この技術を利用してTwitterでプロフィールが確認できた約1万ユーザー