ジグソーパズルは、試行錯誤を繰り返した末に最後の1ピースをはめ込んだとき、至福の瞬間が訪れる。ところが、7年以上もかけて5,000ピースのパズルを組み上げてみたら、その1ピースが無くなっていることに気が付いた英国の男性がいた。途方に暮れたこの男性の話題は英メディアで広く報道されたのだが、それを見たメーカーは生産中止していたパズルの図面から再びパズルを作り、最後の1ピースを男性にプレゼント。パズルを完成へと導いた。 英南西部サマセットに住む86歳のジャック・ハリスさんは、毎年1つのジグソーパズルを家族からプレゼントされ、それを組んでいくのが日課になっていたという。数か月をかけ、いつも春までには完成させていたハリスさんだが、2002年にもらったパズルはそれまでにない大仕事だった。 息子トレヴァーさんの嫁イブさんからクリスマスにもらったのは、19世紀の油絵を5,000ピースのパズルにしたもので、