セブン&アイ・ホールディングスは8日、傘下のスーパー、イトーヨーカ堂の店舗約20店を2017年2月までに閉店すると発表した。百貨店では、そごう柏店(千葉県柏市)と西武旭川店(北海道旭川市)を、いずれも16年9月末で閉めることを正式に発表した。不振が続く店舗をリストラし、経営改革を急ぐ。 セブン&アイは昨年10月、20年2月までにイトーヨーカ堂のスーパー40店を閉鎖することを発表していた。その後も業績改善が見込めないため、一部店舗の閉鎖を前倒しする。対象となる具体的な店舗は今後検討する。 一方で、首都圏など競争力のある店舗に経営資源を集中的に投入する。