高井 尚之(たかい・なおゆき/経済ジャーナリスト・経営コンサルタント) 日本実業出版社の編集者、花王の情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を生かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。足で稼いだ企業事例の本音の分析は、講演・セミナーでも好評を博す。 「カフェと日本人」(講談社現代新書)、「セシルマクビー 感性の方程式」(日本実業出版社)、「『解』は己の中にあり」(講談社)、「なぜ『高くても売れる』のか」(文藝春秋)、「日本カフェ興亡記」(日本経済新聞出版社)など著書多数。 E-Mail:takai.n.k2@gmail.com パン、ラーメン、うどん、パスタなどさまざまな食事が楽しめる現代だが、それでもご飯の人気は高い。そんなご飯のお供である「ふりかけ」は、鳥そぼろ味や納豆味など多彩な商品が出回って市場は拡大しており、市場全体で約30