外出自粛が長引く中、頼りになるのがネット通販。 その荷物に紛れて今、各地の家庭に届けられているのが頼んでもいないマスクの束です。代金を払い込ませようという「送りつけ商法」と見られます。 「そんなの大丈夫」と思っていても、留守番の子どもが受け取ったら? 返品のために電話してもいいの? 対処方法をもう一度確認しましょう。(ネットワーク報道部記者 宮脇麻樹、井手上洋子) それは1日午後2時のこと。 高知市内に住む40代の女性のもとに、郵便局から書留で荷物が届きました。 手芸用の小物をネット通販で頼んでいた女性は、てっきりその商品が来たと思っていました。ところが、開けてみると、保存袋に折れ曲がったマスクが2枚入っていたのです。 といっても、日本政府支給のマスクではなく、中国から送られてきたものでした。 元看護師の女性は、仲間内で“送りつけ商法”について注意しようと話し合っていました。そのため「もし