うつ病になるのは「心」のせいだけじゃなかった。精神医学の世界的権威が最新理論をわかりやすく解説。数十年にわたり進展がほとんどなかったうつ病研究に、いま、革命が起きている。もっ… うつ病になるのは「心」のせいだけじゃなかった。 精神医学の世界的権威が最新理論をわかりやすく解説。 数十年にわたり進展がほとんどなかったうつ病研究に、いま、革命が起きている。 もっぱら「心」と「脳」の病気と考えられていたうつ病が、実は身体の炎症に原因があるという証拠が次々と挙がっているのだ。 社会的ストレスから発症するうつ病も、ストレスによって炎症が起こることが原因と考えられる。 近い将来、精神科医はうつ病の診断に炎症を調べる血液検査が使うようになり、 検査結果からその患者に最適の抗炎症薬や免疫療法を選択して処方するようになるかもしれない。 既存の抗うつ薬で効果がなかった患者に、救いがもたらされる可能性は大きい。
![『「うつ」は炎症で起きる』(草思社) - 著者:エドワード・ブルモア 翻訳:藤井 良江 - エドワード・ブルモアによるはじめに | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/752cd746a43625595fa22db97ca6c6d376215425/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fallreviews.jp%2Fapi%2Fimage%2Fcontain%2F1200x630%2Fhttps%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51lgFG9PTGL.jpg)