世の中にはまだまだわからないことがたくさんある。 自分の中でサウナはその代表格だった。 サウナは正直よくわからない。 これまでのサウナのイメージといえば、裸の太ったオッサンたちが、ぎゅうぎゅうに同じ部屋に肩を並べて、運動しなくとも発汗作用で健康になれるだろうという期待を込めて繰り広げられる、いわゆる苦行のような行為であり、メタボの巣窟としか思っていなかった。 しかしなぜか銭湯に行けば必ずサウナはあるもので、もったいないと思って1度は必ず入ってみるものの、室内は暑苦しくて すぐに汗が噴き出し3分もすれば一刻も早く出たくなる。 この我慢がなんとなく体に良い影響を与えている気もして無駄に長く入ってみたりして、確かにサッパリした雰囲気も感じられるのだけど、もう一度入ってみようということにはならない。 きわめつけは水風呂だ。水の風呂なんてなんのためにあるんだろう。せっかく温まるためにやってきたのに水