「異才発掘プロジェクトROCKET」東京大学・先端科学技術研究センター(先端研)で奇妙なプロジェクトが進行している。 その名も「異才発掘プロジェクトROCKET」。 2014年に始まった先端研と日本財団の共同プロジェクトだ。 説明文には「突出した能力」「イノベーションを起こす可能性のある異才を育む教育環境」という言葉が並ぶ。 天才教育なのか? 巨大なオブジェの前に集まるROCKETのスタッフと子どもたち(ROCKET提供。以下同じ)異才発掘と地域コミュニティ?ところが、主宰する中邑賢龍(なかむら・けんりゅう)教授は、意外にも目指すのは「地域コミュニティの復活」だと言う。 「異才発掘」と「地域コミュニティ」がどうつながるのか? 中邑賢龍教授に聞いた。 「おれは暴走男だ」と笑う中邑賢龍教授相当に変わった子たち――どんな子どもたちを対象にしているんですか? 相当変わった小中学生の子どもたちが相手
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