第8章「優れた意思決定の行い方」で響いたことをまとめる。 ■意思決定の重要度を決める 何かの決定をしなければならないとき、わたしのツールは2つある。 ・緊急度と重要度マトリックス[参照] ・メリットとデメリット表(D.カーネギー「道は開ける」で知った) 言い換えると、この2つしかない。すべきことを重要度と緊急度の軸にあわせて位置付けを行い、相対的に重み付けするやりマトリックスと、あることを実行する/しないを決定する際、そのメリットとデメリットを左右に並べて評価する表の、2つ。無いよりはずっとマシだけど、いかんせん心もとない。 本書ではもっと本質的に考え、「意思決定の際の重要度は、何を評価基準にすればよいか」という問題に対し、「7つの問いかけ」の形で答えている。先の「優れたPMは質問の達人」と一緒。ただし、問いかける先が自分であることがミソ。 この意思決定の中心にはどういった問題があるの