ちなみに、オーストラリアの首都はキャンベラですが、上記の5大都市より人口ははるかに少ないです。 なお、日本の首都の場合、統計局の2012年推計人口をもとにしますと、東京都に、総人口の約10%が、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に、約28%が住んでいます。 都心集中であることは似ていますが、シドニーとメルボルンで全オーストラリア人口の約40%を占めているということを考えれば、より都市型の人口分布と言えそうです。 移民の全体像日本と異なり、オーストラリアの人口はかなり増え続けています。最大の増加原因は、自然増では無く、海外からの移民移住です。 全人口の27.7%(2013年6月)の人々がオーストラリア国外で生まれた人たちです。四人に一人以上が「外国」生まれというのは、日本人感覚では、なかなかピンとこないと思いますが、この比率は今も増え続けています。 移住者を国籍別でみますと、イギリス
![多文化主義の未来は? オーストラリアの人口と移民について考察してみました](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cfe7a22a00597ea2b7189e9c786d0b29ad431250/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsakakimoto.com%2Fsmwp%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsakakimoto-world-politics-and-economics-blog-0060.jpg)