7月1日、ノーテル・ネットワークスの持つ特許権の競売が6月27日の週に行われたが、グーグルによる不可解な入札額に他社は困惑している。写真はチューリヒで昨年5月撮影(2011年 ロイター/Arnd Wiegmann) [ニューヨーク 1日 ロイター] 2009年に経営破綻したカナダの通信機器大手ノーテル・ネットワークスの持つ特許権の競売が6月27日の週に行われ、米アップルAAPL.Oなど6社の企業連合が落札したが、競売に参加したグーグルGOOG.Oは、例えば19億0216万0540ドル、26億1497万2128ドルなどの不可解な額で入札した。 数学の達人ならこれらの入札額をブルン定数、Meissel-Mertens定数と認識できるかもしれないが、直接的な知識を持つ3人の関係筋によると、入札に参加した多くの人々がグーグルの提示額に戸惑っていたという。 関係筋の1人は「グーグルは数字とも言えない