蚊に刺された後の反応は「すぐ」と「遅れて」の2種類ある! 2016/7/21 夏秋 優=兵庫医科大学皮膚科准教授 蚊に刺された回数でアレルギーの現れ方が変わる 何度か蚊に刺されると、まず遅延型が現れます。その後、さらに刺されてアレルギー反応を繰り返すようになると、遅延型に加え即時型も現れるようになります。 即時型と遅延型が同時に見られる時期が続いた後は、遅延型が次第に出なくなっていき、即時型だけが残るようになります。さらに、即時型も弱まり、最終的には、蚊に刺されても皮膚反応が現れなくなります。蚊に刺された後に出るアレルギー反応の段階(ステージ)は、表1のように進んでいきます。