販売奨励金分離、SIMロック解除、MVNO推進──最終報告書案を提示:「モバイルビジネス研究会」第10回会合(1/2 ページ) 総務省は9月18日、今後のモバイルビジネスのあり方を議論する「モバイルビジネス研究会」の第10回会合を開催した。最終回となる今回は、これまでの議論や通信事業者からの意見、モバイルビジネス研究会報告書案に対するパブリックコメントなどを踏まえてまとめた最終報告書案の内容を確認した。 最終報告書案では、第8回会合で提示された報告書案にあったとおり、現行の垂直統合型ビジネスモデルは、モバイルビジネス市場の成熟化や市場シェアの固定化、料金プランの複雑化、端末・サービス一体型の事業展開、ハイエンド型中心の携帯端末市場、モバイルコンテンツ市場や法人市場の持つ潜在成長力などと密接に関連していることを問題視する、同研究会開始当初の姿勢を堅持。現行のビジネスモデル以外の選択肢が登場し