OpenSSH では、数種類の認証方法が用意されていて、パスワード認証の他に鍵交換方式の認証があります。 パスワード認証は、クライアントからサーバへユーザ名とパスワードを送信して認証するものであり、これらの情報はネットワーク上を流れます。 一方、鍵交換方式の認証は公開鍵暗号方式を利用した認証であり、パスワードがネットワーク上を流れる事はありません。 よって、鍵が外部に漏れなければパスワード認証よりもセキュリティを高める事が可能になります。 公開鍵認証の仕組みを以下に示します。 1. 鍵交換方式認証の準備をする。 公開鍵と秘密鍵のペアを作成し、公開鍵はサーバ側に、秘密鍵はクライアント側に暗号化して保管する。 サーバ、クライアントのどちらで鍵を生成しても、他方へ鍵を渡す際には十分に注意する(ここで鍵が漏れては意味が無いため)。 秘密鍵を生成する際には、暗号化して保管さえる秘密鍵を復号して使用可