これは、SOHOで旅行代理店を起業した筆者の体験記である。 鞄を持って得意先を1軒1軒まわる昭和の営業スタイルは今や旅行業には不要で、店舗に代わるウェブサイトとアイデア次第で旅行客の集客は可能だ。言い換えれば、たとえ顧客を抱えていなくても、すぐに旅行代理店を設立することが出来るということだ。 そこで、行政書士に頼ることなく自力でできる、旅行代理店を開業するまでの登録実務について書いてみる。 旅行業務取扱管理者の資格まず、旅行業登録には営業する旅行業種別にあった「旅行業務取扱管理者」の資格が必要だ。これを取得していなければ、いくら実務経験があっても旅行代理店で起業することは出来ない。1人で起業する場合は自分が持っていなければいけないが、複数人で起業する場合は社員のうちの誰かが旅行業務取扱管理者を持っていればいい。 登録種別は第1種~第3種まであるが、第1~2種は後に書く基準資産額や営業保証金
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