※2018年1月5日編集※ 「魔女の宅急便」といえば、思い出すのは「ニシンのパイ事件」。宅急便屋のキキが、やさしそうな老婦人の「孫娘のために手づくりのニシンのパイを届けてほしい」という依頼を受けての一連の流れである。 孫娘のためにパイをつくりたいのにオーブンが壊れてしまい、おばあちゃんが悲しそうな顔で諦めようとする。そこでキキは機転をきかせ、古くなったかまどで焼こうと提案。薪をくべて、汗をかきかき心を込めて、人の良さそうなお手伝いのおばちゃんも交え、3人で必死でパイをつくる。オーブンで焼きあがるパイの、おいしそうなこと。(スタジオジブリはやっぱりすごい!) そんな思い入れたっぷりのパイを持って、いざお届け!キキは飛びたつものの、途中で豪雨に降られてしまう。ずぶ濡れになりながら、なんとか孫娘のもとにパイを届けるのだが、返ってくるのは感謝の言葉ではなく「あたし、このパイ嫌いなのよね」。 幼心に