今時、写真を撮るのはケータイでできるけれど、子どもの成長記録や旅行の思い出など、記念の1枚はちゃんとしたデジタルカメラで撮っておきたい。そんな目的で選ぶデジカメとして、最近は本格的な一眼レフデジカメが人気だ。10万円を切る低価格モデルの登場で、人気に拍車がかかっている。コンパクトデジカメもいいけれど、せっかくなら一眼レフ! という向上心で購入している人も多い。 門戸の広がっている一眼レフデジカメ。もし最近購入して使っているという人がいたら、きれいな写真を撮るために“一手間”かけてみてはどうだろうか。どんな手間かというと、写真を「RAWデータ」で撮影することだ。非圧縮のRAWデータで撮影すると、撮影後に画像補正しやすくなる。RAWデータは、一般的なJEPG形式と違い、そのままの状態で鑑賞したり印刷したりはできない。鑑賞前に「現像」という行程が必要になる。現像時に暗い写真を明るくしたり、色の悪