地上で作ったシャボン玉。引力に引き寄せられ赤いインクは下部にたまる=東京都千代田区で2010年4月18日 【ココビーチ(米フロリダ州)奥野敦史】「真っ赤なシャボン玉ができたよ!」。スペースシャトル「ディスカバリー」に乗り組んだ山崎直子宇宙飛行士(39)が、長女、優希(ゆうき)ちゃん(7)の「無重力では色つきのシャボン玉が作れる?」という疑問に実験で応えた。 優希ちゃんは2年前、幼稚園の自由研究で「色つきシャボン玉」に関する疑問を発表した。入浴剤で着色したお湯で作ったシャボン玉は、なぜか透明になる。父、大地(たいち)さん(37)と試してみると、シャボン玉の下のしずくだけに色がつくことが分かった。「しずくができない無重力なら色がつくかも」と、宇宙飛行士の母に謎を託した。 大地さんによると、米中部時間14日、ジョンソン宇宙センターでシャトル乗組員と家族がテレビ電話で会話する催しがあり、山崎さんが