春は出会いと別れの季節。送別会でカラオケを利用する機会も増えてくる。カラオケランキングでは優里の「ドライフラワー」やVaundyの「怪獣の花唄」など、令和のヒットソングが人気を集めている。その中で、約30年も前の曲が今もランクインしつづけている。なぜこれほどロングスパンで支持されるのか。ユーザーアンケートと識者の分析を交えながらその理由を探る。(取材・文: Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 昨年12月、第一興商が発表した「2023年DAM年間カラオケランキング」(2023年1月1日~11月11日のデータを集計)上位30曲のうち、14曲が平成にリリースされた曲だ。「First Love」「高嶺の花子さん」「世界が終るまでは…」など前年圏外からのジャンプアップが見られた。一方で2016年から8年連続で30位以内をキープしているのが次の5曲だ。 「残酷な天使のテーゼ」 高橋洋子 (