8月例会のご報告 9月 11th, 2008 |関連記事:活動報告, ニュース 8月12日、東京の関西学院大学丸の内キャンパスで月例会が行われた。今回のテーマは、映像資料は誰のものか−記録映画、テレビ映像、テレビCM…の保存と活用について−。講師は立教大学社会学部メディア社会学科准教授の砂川浩慶さんと電通コミュニケーション・デザイン・センターのプロジェクト・マネジャー飯田尚一さん。砂川さんは、放送番組の著作権とその問題点について、飯田さんは、その問題を解決すべく開発された許諾コードについて講演した。 テレビ番組の著作権 日本でテレビ放送が開始して、今年で55年。「公共放送(NHK)と民間放送の番組が並存している国は世界で日本だけ。視聴時間も長くテレビ好きの国民です」と砂川さん。 日本の著作権制度では、番組流通より権利保護を重視するため、番組の二次利用はしにくいのだという。とくに、テ