GitHub User Group主催のGitHub Kaigiが6月1日、都内で開催されました。GitHubを利用した開発はスタートアップやオンラインサービス系の企業などを中心に広まりつつあり、いままさに数多くのノウハウの交換が求められているツールでもあります。 本記事ではGitHub Kaigiの2つ目のセッションとなった柴崎優季氏の「はてなブログチームの開発フローとGitHub」の内容をダイジェストで紹介します。
![はてなブログチームの開発フローとGitHub(前編)。GitHub Kaigi 2014](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c8845888580f44345450af3bd21145764ede9da/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.publickey1.jp%2Fblog%2F14%2Fgithubkaigi2-1.jpg)
誰でも知っていることだけど、LinuxというOSというかカーネルはLinus Torvaldsが学生のときに趣味で作ったのがはじまりだ。それは1991年ころの話で彼が21歳の頃だ。個人の趣味で作ったものが、いつの間にかに世界中のコンピュータだけでなく、携帯や家電や様々な機械の制御に使われている。 Linus Torvalds - Wikipedia 1994年ころには、PCで動く個人向けOSとしては十分な機能を持っていた。Xもあるし、gccなどのコンパイラもあるし、GNU Emacsやbashもあるので、ちょっとしたプログラムを作るには十分な機能を持っていた。 当時、勤め先のマシンはSunのワークステーションで仕事でLinuxを使う機会は全然なかったのだけど、自宅のPCにSlackwareのCDを入れてみたりした。日常的に使うことはなかったけど、1998年にOracleがLinux版を出し
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