日本サッカー協会が7月の南米選手権(アルゼンチン)に、海外組とU−22(22歳以下)世代だけで組む日本代表で出場する構想を持っていることが30日、分かった。 東日本大震災の影響で延期されたJ1リーグ戦が7月に移行。日程が重なる国内組の代表招集が難しくなった南米選手権は、出場辞退の可能性も出ている。しかし、最低でも1次リーグでアルゼンチン、コロンビア、ボリビアの強豪3チームと対戦できる貴重な機会だけに、日本協会は出場を模索。リーグ戦のない欧州組と、Jリーグで出場機会の少ない若手選手でのチーム編成を企図しているという。 日本協会・小倉純二会長(72)は「ザック(A代表監督)と原(技術委員長)と関塚(U−22代表監督)が話をしていく」と語った。ただ、欧州組の招集も所属クラブの意向で個々に変わる可能性があり、どのようなメンバーを組めるかは不透明。小倉会長は4月上旬に南米サッカー連盟を訪れ、日本の現