多摩美術大学図書館外観 日本免震構造協会は、2008年度の日本免震構造協会賞を決定した。「多摩美術大学図書館」など5件の作品賞と、2件の技術賞を選んだ。 多摩美術大学図書館は、床付近が細くくびれたアーチで大空間を支えるデザインを実現するため、鉄骨+コンクリート造と免震を組み合わせた構造を採用した 建物だ。同協会は、「建築家、構造家、施工者による緊密かつ高度な共同作業によって生まれた」と高く評価した。このほかに「ソニーシティ」と「日産先端技 術開発センター事務棟」が作品賞を受賞した。作品賞・特別賞は、「武蔵野市防災・安全センター」と「セラミックパークMINO」が選ばれた。 この記事を読んで、昨年参加した大変興味深い内容だった構造建築家の佐々木睦先生の講演でのお話が思い出された。佐々木先生は、伊東氏から送られてきた「せんだいメディアテーク」のスケッチのFAXを見て、「伊東さんは、どうかしちゃっ