知の祭典からの逃避二回目です(第一回目はこちら)。[追記:三回目はこちら。そして第四回(最終回)。]。今回はドラフトの書き方の前半。目次はこちら: 哲学の論文とは何をするものなのか 論文を書くときの三つの段階 初期段階 ドラフトを書く[きょうはこの項の前半] 書き直すこと、そして書き直し続けること 細かい点[この翻訳では省略] どのように採点されるか 2. ドラフトを書く 自分が行う議論について考え、論文のアウトラインを書き終えたなら、腰を据えて完全なドラフトを作成する準備ができたことになる。 文章は単純に 文学的な優美さを目指してはいけない。単純で直接的な文章を書かないといけない。一文や段落は短く。なじみのある単語をつかうように。単純な言葉でいけるところで大げさな言葉を使うなら、あなたは笑いものだ。こうした[哲学の]問題は十分に深く難しいもので、もったいぶったあるいは冗長なことばでもって