Raspberry Pi を使って CAN (Controller Area Network) 通信する方法を紹介します.割とお手軽にできます. 回路構成 使用する主なデバイスは,以下. MCP2515 Microchip 社の CAN コントローラ. [データシート] I/O 電圧は 3.3V なので,Raspberry Pi と直接接続できます.外付け素子として,発振子もしくは発振器が必要です. MCP2551 Microchip 社の CAN トランシーバ. [データシート] 5V 単一電源で動作し,I/O は 3.3V に対応しています.そのため,MPC2515 と直接接続できます. セラミック発振子 20MHz コンデンサ内蔵のセラミック発振子.外付けのコンデンサが要らないので,ブレッドボードとかで扱いやすくお勧めです. こらの素子を以下のような感じでつなぎ合わせます.MCP25