まずは、形を測る際もっともよく使われると思われる、比率の測り方のご紹介です。 まずデッサンを描くときは良い姿勢で、また、腕は中途半端に曲げずにまっすぐ伸ばします。 これは描いているうちに気づくことかと思いますが、姿勢が悪いと、見るたびにモチーフの形が違ってしまいますし、腕が曲がっているとせっかく測った比率が狂ってしまいます。 それでは上のモチーフを例として測りかたを説明します。 まず、このモチーフの比率を見てみましょう。 このモチーフの比率は横を1とした場合、縦が1と5分の1程度といったところでしょうか。 このように比率を測るときはどこか短辺を基準として、「ここの長さに対してここは幾つ分」といった形で測っていきます。 しかし、実際にデッサンを描くときにモチーフに矢印を描いて高さを測るわけにはいきませんよね。 ここでは鉛筆を使いはかっていきます。 図のように指で鉛筆の長さを調節して「横1に対