これらの検索エンジンに特化したカンファレンスは、毎年各地で開催されている。リスティング広告やSEOを中心に、最新のリスティング広告の運用手法、SEO手法、運用自動化ツールなどの情報が交換される場として人気を博してきたが、2007年ごろから、検索エンジン以外にもYouTube、Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアやディスプレイ広告などが多くのセッションで取り上げられるようになり、「それらの効果をどのように検証し、連携して利用するのがいいかを知りたい」というニーズが高まってきた。 そんな中、「アクセス解析を使った現在の測定・評価方法だと、検索(リスティング広告やオーガニック検索)がラストクリックとなることが圧倒的に多い。そのためラストクリックが過大評価され、予算もリスティング広告に傾斜してしまうのでは?」という、言ってみればリスティング広告の効果に対する自己否定的な疑問の中