米Adobe Systemsは1月23日、3D設計文書の共有を容易にする新しいデスクトップソフト「Adobe Acrobat 3D」をリリースした。 このソフトのユーザーは、CADソフトを持っていなくても、主要CADフォーマットを簡単に3Dモデルに変換し、それをPDFファイルに埋め込むことができる。また、3DモデルをMicrosoft Word、Excel、PowerPointに挿入することも可能だ。 これにより、CADビュワーやCADソフトがなくても、プロジェクトメンバー間で簡単に3D CADデータをPDF文書の形で共有できる。Adobe Reader 7.0のレビュー機能を使えば、チームメンバーが共同でPDFファイルをレビューして、コメントを付けたりすることができる。 さらに、3Dオブジェクトの断面図や、組み立て・分解手順などのアニメーションを加え、インタラクティブなPDF文書を作るこ