オーストリアで開かれた若手音楽家の登竜門とされる「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」のピアノ部門で、日本人の女性が1位と3位に入賞しました。 ことしで20回目を迎える「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」は19世紀に活躍した作曲家ブラームスにちなんで毎年、オーストリア南部のペルチャッハで開かれていて、若手音楽家の登竜門として知られています。 ことしのコンクールのピアノ部門には世界各国から30人が出場し、兵庫県出身でドイツのマンハイム国立音楽舞台芸術大学に在籍する木下敦子さん(26)が優勝しました。 8日の夕方、行われた授賞式で木下さんは演奏を披露し、観客から大きな拍手を受けました。 木下さんは「支えてくれた人たちへの感謝の気持ちでいっぱいです。プロのピアニストを目指してこれからも頑張りたい」と喜びを語っていました。 また、千葉県出身でウィーン国立音楽大学に在籍する渋田麻里さん(25)が3