結婚相手を探す活動が 就活をもじって婚活と呼ばれ、 ますます労働市場との アナロジーで語られているにも拘わらず、 相変わらず世の中の人々の行動は最適化されていない。 これは、少子化問題をはじめとした 日本の将来に暗い影を落としているので、 今日は統計をやっている者の視点からはっきり書かせて頂く。 結論から言うと、 「婚活で成功したい女性はまず数学科に進学すべき」 である。 自分磨きと称して、 英会話を習ったり、エステに通ったり、 という女性が巷に溢れているがこれは効率的とは言えない。 婚活においてエステで自分磨きをすることの インパクトを誰か測定したことがあるのだろうか? もっと合理的・定量的に考える必要がある。 1.市場の需給 日本の労働市場において 最も重視されている指標は求人倍率であろう。 1つのポジションにつき2人の求職者がいれば 求人倍率は0.5倍であるし、 3つのポジションにつ