昨年12月に機会があり、国土交通政務官の三日月大造氏に提案した「中古住宅流通を活性化するための方策私案」を公開します。ポイントは大きく3つ。まず【市場の規制緩和】。次に【プレイヤーの質向上】。そして【取引の仕組み整備】です。 もちろんこれは私の単なる私案であり、抜けや荒さもあるかもしれません。また、まったく別の方策もあるかもしれません。しかし、中古住宅流通量は数年で2倍、長期的には5倍程度にまで膨らむ潜在力があるのですが、現状のシステムや風潮の中でそれを実現することは難しく、いずれかの制度変更が必要です。 中古住宅流通を活性化するため、消費者が安心・安全に中古住宅を購入するため、業界人が誇りを持って仕事をするためという観点からのものであることをご理解いただければと思います。 不動産業界内外からの新提言が出たりなど、議論が巻き起こることを期待。私もさまざまな見解を知りたいと思っております。