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読書と経済に関するsasavonのブックマーク (2)

  • ワークフェアとベーシック・インカム - shinichiroinaba's blog

    前回の続きというか、横道というか。 先月の「ブログ解読」でも紹介したこれが議論の見取り図として便利だが、ここでは少し違う話を。 ワークフェアとベーシック・インカムとが当に対立概念なのかどうかは実は十分に明らかではないのだが、少なくとも近頃の日におけるベーシック・インカム派の一部左翼(山森亮とか、今月の『論座』に書いてる堅田香緒里とか)は明らかにベーシック・インカムをワークフェアへの対抗戦略として構想している。それは一言で言えばフーコー左派的な「反・規律管理社会」論である。「暖かい?福祉国家」においても資力・所得調査による規律訓練と主体化がなされていたが、今日のワークフェア構想においては給付が就労・職業訓練とセットになって、よりいっそう過酷となっている。そこでオルタナティブとしてのベーシック・インカム構想――規律訓練なき給付――というわけだが……それは「牛刀を用いて鶏を裂く」の類ではない

    ワークフェアとベーシック・インカム - shinichiroinaba's blog
  • ドラッカーが古典といわれる理由 - Catch the cow

    現在の経営学部では、ドラッカーはほとんど教えない件さらに、つ、つられてみる。ドラッカーが「経営学者」なのかとか、経営学史上、なんらかの理論を打ち立てたのかとか、何で大学で教わらないのかとかは知らないんですが、ドラッカーの書いたが古典といわれて人気がある理由について書いてみたいと思います。 今日のエントリはやや長いので結論から。ドラッカーが古典とされて今も人気があるのは、1.経営学という分野を開拓したし、2.いまだに役立つからです。 1.古典のひとつの定義は、主要な論点を提示したであること古典の一つの定義は、特定の分野に取り組めば誰でもが行き当たる疑問を体系だて、それに逐一答えているということだと思います。その疑問に対する、より精密な答えやシンプルで明快な答え(洗練された理論)は後世の人たちによって築かれていくわけですが、古典はそれらの理論が生まれる刺激剤としての役割を担ったなのです。

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