osCommerceでは、ショップの管理者は"admin"ディレクトリの管理サイトを使って、商品の登録や顧客の管理などの日常業務を行う(図1)。管理サイトも非常にきれいに整理されたデザインで、必要な設定は直観的に行えるはずだ。 図1 管理サイトからの設定が一通り完了し、ショップがオープンしたとしよう。商品の情報や顧客からの注文など、基本的にosCommerceが管理する全てのデータは、インストール時に指定したMySQLデータベースに格納されることになる。osCommerceのカスタマイズに手を染めようと思うならば、まずデータベースのテーブル構造をある程度理解しておく必要があるだろう。そこで、今回のテーマは、「テーブル構造を調査するためのお勧めのツール」の紹介である。 実は、osCommerceに関して言えば、配布一式の中にデータベースのテーブル構造をE-R図で表したドキュメント「tep_d