2005/10/29 日本ヒューレット・パッカード(HP)は10月28日、同社の研究所と英ケンブリッジ大学が協力して開発を進めているオープンソースソフトウェアの仮想化エンジン「Xen」(ゼン)について、ヒューレット・パッカード 研究所 プラットフォーム仮想化グループ 主席研究員 トム・クリスティン(Tom Christine)氏が説明した。 Xenは、ケンブリッジ大学がメインに開発したオープンソースの仮想化エンジン。HPは「仮想化こそ次世代インフラのメインになる。オープンスタンダードな環境下で仮想化技術を発展させていきたい」(クリスティン氏)という発想の下、Xenの共同開発に取り組み、XenのソースコードのIA-64化などを担っている。同社では、仮想ネットワーキングや仮想サーバの管理・制御、パフォーマンスの測定・監視の3分野において、GPLを使用しているという。2004年5月には「Xen