辻堂ゆめさんの最新刊『片思い探偵 追掛日菜子』の刊行を記念して、普段から辻堂さんと仲の良い青崎有吾さん、武田綾乃さんをお招きし、「平成に生まれた作家鼎談」を開きました。 同年代作家との関わりや職業病、これから作家になりたい方へのアドバイスなどを、お三方にお聞きしました。仲良しだからこそ、平成生まれだからこその鼎談、最終回です! (文:橘田佐樹/箕輪編集室) 職業病による精神的ストレス 進行 仲のいい作家さんはいますか? 辻堂 青崎さんいっぱいいそう。 青崎 僕は2012年デビューなんですが、けっこう同年デビューの方が多くて。岡崎琢磨さん、友井羊さん、芦沢 央さん、知念実希人さんとかが同じなんですよ。その方たちとはけっこう会ってます。 進行 作家さんとけっこう集まったりしますか? 青崎 しますね。 辻堂 「このミステリーがすごい!」大賞(通称「このミス」)の受賞者は繋がりがある。「この炭火焼